自動運用とは
自動運用は、Unitに設定した運用目的とKPI目標にもとづいて、AIが毎日キャンペーンの日予算を自動配分する機能です。日々の手動調整をせずに、予算消化とKPI達成の両立を目指せます。
このページで分かること
- 自動運用が何をしてくれる機能か
- 「認知優先」と「効率優先」という2つの運用目的の違い
- 最優先目標・撤退ラインという2つの設定要素の役割
- 通常・余力・リカバリーの3つの動作モード
- 自動運用の仕組みで押さえておくべき用語
自動運用とは
自動運用はUnit単位で設定します。まず運用目的として 認知優先 か 効率優先 かを選びます。次に、選んだ運用目的に応じて 最優先目標(必ず達成を目指すKPIと閾値)と 撤退ライン(リカバリーモードへ切り替える基準となる指標と閾値)を設定します。
設定が完了すると、毎日 AM 1:00(日本時間) にキャンペーンごとの日予算が自動計算され、媒体に反映されます。実績にもとづいてAIが日々配分するため、担当者が毎日予算を調整する必要がなくなります。
仕組み
自動運用エンジンは、次の優先順位で日予算を計算します。上位の条件が常に優先されます。
- 予算着地(期間予算を超過しない。消化ペースが速すぎる場合は、効率目標を達成していても日予算を下げる)
- 撤退ライン遵守(リカバリーモード。撤退ラインを設定していない場合はこの判定を行わない)
- 最優先目標の達成
- 余力目標の追求(1〜3を満たし、かつ超過ペースでない場合のみ)
この優先順位にもとづいて、エンジンは日々次の3つの状態のいずれかを自動判定します。状態はオペレーターが選ぶものではなく、実績にもとづいて自動で切り替わります。
| 状態 | 発生条件 | 動作 |
|---|---|---|
| リカバリーモード | 撤退ラインの閾値から外れたとき | 撤退ライン指標の回復を最優先した配分に切り替える |
| 通常モード | 撤退ラインは範囲内だが、最優先目標が未達のとき | 最優先目標の達成を目指した配分を行う |
| 余力モード | 撤退ライン・最優先目標の両方を達成し、かつ超過ペースでないとき | 余力目標の追求を行う |
配分の詳細な計算ロジックは非公開です。何が行われたかは、Automation Hub のユニット詳細ページにある オートメーションサマリー で確認できます。
用語
| 用語 | 説明 |
|---|---|
| 認知優先 | 設定予算をなるべく使い切ることを優先する運用目的 |
| 効率優先 | CPA・ROASなどの効率目標達成を優先する運用目的 |
| 最優先目標(Primary Goal) | 各運用目的で必ず設定するKPI指標と閾値 |
| 撤退ライン(Exit Line) | リカバリーモードへの切り替え基準となる指標と閾値 |
| リカバリーモード(Recovery mode) | 撤退ラインから外れたときに、指標の回復を最優先する動作モード |
| 通常モード | 撤退ラインは範囲内だが最優先目標が未達の状態 |
| 余力モード | 撤退ライン・最優先目標のいずれも達成し、超過ペースでない状態 |
よくある誤解
- 撤退ラインに達すると配信が止まる、と思われがちですが止まりません。 リカバリーモードに切り替わり、配信は継続します。
- 撤退ラインに達したときの動作を選べる、と思われがちですが選べません。 リカバリーモードへの切り替えに固定されています。
- 自動運用がキャンペーンを止めることがある、と思われがちですが止めません。 キャンペーンが停止するのは、キャンペーン自身の開始日・終了日設定、予算ガードの発動、Unit期間終了のいずれかの場合のみです。
- セール・閑散期設定と自動運用は併用できない、と思われがちですが併用できます。 倍率配分または均等配分の方法を選んで組み合わせられます。