同期ジョブの実行結果が `Failed` や `Partial` になる
同期ジョブを実行したものの、結果が Failed(失敗)や Partial(一部成功)になった、あるいは反映がブロックされたというお問い合わせです。エラーの種別ごとに、自力で確認・対処できる方法をまとめます。
まず確認すること
- 同期ジョブの詳細画面の 履歴 タブで、対象実行のステータスとエラー概要を確認する
- エラーが出ているのが通常の同期ジョブか、除外オーディエンス(Customer Exclusion)かを区別する
- 直近で顧客リスト・抑制リスト・配信先の設定を変更していないか確認する
原因1: Failed になる — 最低オーディエンスサイズ未達
確認方法
対象の顧客リストの件数が、重複除去・オプトアウト・抑制リストの適用後に、媒体側の最低要件を下回っていないか確認します。例えば Google Ads の Customer Match は1,000名以上が目安です。
対処
顧客リストの条件を広げて対象件数を増やしてください。抑制リストの範囲が広すぎる場合は、抑制リストの設定も見直してください。
原因2: Failed または Partial になる — 配信先の適格性エラー
確認方法
紐付けている広告グループ・広告セットが、媒体側で停止・削除されていないか、カスタムオーディエンス非対応のキャンペーンタイプになっていないかを確認します。
対処
同期ジョブを編集し、有効な広告グループ・広告セットに紐付け直してください。他に有効な配信先が残っている場合は Partial として一部反映されます。対応キャンペーンタイプの一覧は 同期ジョブを作成・公開する を参照してください。
原因3: Partial になる — 除外されたメールアドレスが多すぎる
確認方法
エラー概要に、無効な形式・オプトアウト・抑制リストによる除外が多い旨の警告がないか確認します。
対処
元データのメールアドレスの品質(形式不正の混入がないか)を確認してください。あわせて、抑制リストの設定が意図せず広すぎないかも見直してください。
原因4: Partial または Failed になる — 抑制リストの取得失敗
確認方法
抑制リストとして指定している顧客リストが、削除されるなどして無効になっていないか確認します。同期ジョブの編集画面で警告アイコンが表示されている場合があります。
対処
抑制リストとして指定している顧客リストの定義を確認し、有効なリストに差し替えてください。取得に失敗した抑制リストは適用されないまま実行が続行され、Partial または Failed としてマークされます。
原因5: 差分の反映がブロックされる — 大規模な変更の自動ブロック
確認方法
直近の顧客リストの変更が大規模でないか確認します。追加・削除の合計がリストサイズの50%を超える更新は、配信事故防止のため自動的にブロックされます。
対処
意図した変更であれば、手動でのオーバーライド/承認が必要です。この操作の画面上の場所は現時点で確認が取れていないため、心当たりのない大規模な変更でブロックされた場合はサポートへご連絡ください。意図しない変更であれば、元になる顧客リストの定義を見直してください。
原因6: 除外オーディエンスの適用が Partial になる
確認方法
除外ターゲットに指定していたキャンペーン・広告グループが、媒体側で削除されて「孤立(orphaned)」と表示されていないか確認します。
対処
孤立した除外ターゲットの設定を見直し、有効なキャンペーン・広告グループに差し替えてください。同期は残りの有効なターゲットで継続されます。詳しくは 除外オーディエンスを設定する を参照してください。
それでも解決しないとき
以下の情報を添えてサポートへご連絡ください。
- 対象の同期ジョブ名と実行ID
- 履歴タブに表示されているステータスとエラー概要
- 直近で変更した設定(顧客リスト・抑制リスト・配信先など)