除外オーディエンスを設定する
特定の顧客リストを媒体に「除外オーディエンス」として登録し、指定したキャンペーン・広告グループでの配信を媒体側でブロックします。抑制リストとは異なり、どのターゲティングが動いていても配信されない点が特徴です。
このページで分かること
- 除外オーディエンスの設定手順
- 除外を適用するキャンペーン・広告グループの指定方法
- 媒体ごとに対応レベルが異なること
- 設定してから実際にブロックされるまでの目安
- うまく反映されないときの確認ポイント
前提条件
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 除外ソースリスト | 除外対象を判定する顧客リストが定義済みであること |
| 広告アカウント | 対象の広告媒体アカウントが認証・接続済みであること |
| 除外ターゲット | 除外を適用するキャンペーンまたは広告グループを最低1件用意できること |
手順
STEP 1ジョブタイプを選ぶ
- 左ナビゲーションの 同期ジョブ(人物2人のアイコン)をクリックします。
- 新規作成に進みます。
- ジョブタイプで Customer Exclusion を選びます。
画面には次の説明が表示されます。「このカスタマーリストを除外オーディエンスとして広告プラットフォームにアップロードします。リンクされたキャンペーン/広告グループで、マッチしたユーザーへの広告配信がブロックされます。」
重要
ジョブタイプは作成後に変更できません。また、同じ顧客リストを、同一の同期ジョブ内でターゲティング用と除外用の両方に使うことはできません。

STEP 2除外ソースリストを選ぶ
- 対象の顧客リストを1件以上選びます(抑制リストの選択と同じ操作方法です)。
- 各リストの名称・件数(取得できる場合)・最終更新日時が表示されます。
STEP 3対象プラットフォームを選ぶ
対象プラットフォームを選ぶと、その媒体固有の制約が画面に表示されます。
| プラットフォーム | 画面に表示される制約 |
|---|---|
| Google Ads | 除外はキャンペーンまたは広告グループ単位で適用されます。アカウント全体への一括除外は非対応です |
| Meta Ads | 除外は広告セット単位で適用されます。各広告セットを個別にリンクする必要があります |
| Yahoo!ディスプレイ広告 | 除外はディスプレイ広告のみ対応です。検索広告はオーディエンス除外に非対応です |
STEP 4除外ターゲットを選ぶ
- 除外ターゲット セクションで、除外を適用するキャンペーン・広告グループをマルチセレクトで選びます。この欄は、Customer Match用のターゲティング欄とは見た目で区別されています。
- 除外ターゲットは最低1件必須です。 0件のままでは公開できません。
- Yahoo!検索広告の広告グループを選ぼうとすると、「Yahoo Search Adsはオーディエンス除外に対応していません。Display Adsの広告グループのみ選択してください。」というエラーが表示されます。

STEP 5保存・公開する
内容を確認し、下書きとして保存 または 公開 を押します。別のジョブタイプへ切り替えようとすると、既存設定がリセットされる旨の確認モーダルが表示されます。
設定できる項目
| 項目 | 必須・任意 | 入力できる値 | 説明 |
|---|---|---|---|
| ジョブタイプ | 必須 | Customer Exclusion | 作成後は変更不可 |
| 除外ソースリスト | 必須(1件以上) | 既存の顧客リストから複数選択可 | ターゲティング用と重複指定は不可 |
| 対象プラットフォーム | 必須 | Google Ads/Meta Ads/Yahoo!ディスプレイ広告 | 媒体ごとに対応レベルが異なる |
| 除外ターゲット | 必須(1件以上) | キャンペーンまたは広告グループ | プラットフォームごとの適用レベルに従う |
対応プラットフォームと適用レベル
| プラットフォーム | 対応 | 適用レベル | 反映までの目安 |
|---|---|---|---|
| Google Ads | 対応 | キャンペーン/広告グループ両方(キャンペーン単位が推奨) | 最大24時間 |
| Meta Ads | 対応 | 広告セット単位のみ | 約1時間 |
| Yahoo!ディスプレイ広告 | 対応 | 広告グループ単位のみ | 数時間〜翌日 |
| Yahoo!検索広告 | 非対応 | — | — |
| LINEヤフー広告 | 対象外(今後の対応を予定) | — | — |
注意
除外オーディエンスは「①顧客リストを媒体にオーディエンスとして登録する」「②そのオーディエンスを指定したキャンペーン・広告グループに除外として紐付ける」の2段階で成立します。リストをアップロードしただけでは配信はブロックされません。除外ターゲットへの紐付けまで完了して初めて効果が発生します。
完了したか確認する
同期ジョブの詳細画面で、プラットフォームごとの適用ステータス(Applied / Partial / Failed)と最終適用日時を確認します。除外を設定してもすぐに配信が止まるわけではなく、上表の反映時間の経過が必要です。2回目以降の同期では、除外リンクの再設定は不要で、オーディエンスの更新内容が既存の除外設定に自動的に反映されます。
うまくいかないときは
| 症状 | 原因 | 対処 |
|---|---|---|
| 「Yahoo Search Adsはオーディエンス除外に対応していません。…」と表示される | Yahoo!検索広告の広告グループを除外ターゲットに指定した | Yahoo!ディスプレイ広告の広告グループのみを選択する |
| 公開できない(除外ターゲット0件) | 除外ターゲットが1件も設定されていない | キャンペーンまたは広告グループを最低1件リンクする |
| 除外ターゲットに「孤立(orphaned)」と表示される | リンク済みのキャンペーン・広告グループが媒体側で削除された | 除外ターゲットの設定を見直し、有効な対象に差し替える |
| 除外を設定したのに広告が配信されているように見える | 媒体側の反映待ち | 上表の目安時間の経過を待つ |
実行が Partial になる |
一部の広告グループへの適用に失敗した、除外ソースリストが無効だった、孤立ターゲットがあった、のいずれか | 詳細ログで失敗した対象と理由を確認する |
| 同期ジョブを削除したら媒体側の除外設定も消えた | 仕様です。 除外オーディエンスは、同期ジョブの削除時に媒体側の除外設定も削除されます(類似オーディエンスとは逆の挙動です) | 引き続き除外したい場合は、削除前に別の同期ジョブへ設定を移してください |