リカバリーモードとは

リカバリーモードは、撤退ラインの閾値から外れたときに自動運用が自動的に切り替える動作モードです。配信は止まらず、該当する指標の回復を最優先した配分に変わります。

このページで分かること

  • リカバリーモードで何が起きるか
  • リカバリーモードに入る条件・抜ける条件
  • どこでリカバリーモードの状態を確認できるか
  • リカバリーモード中に担当者ができること

リカバリーモードとは

自動運用エンジンは、日々の判定で 予算着地 → 撤退ライン遵守 → 最優先目標の達成 → 余力目標の追求 の順に優先順位をつけて日予算を計算します。撤退ラインの閾値から外れると、2番目の優先順位である「撤退ライン遵守」が発動し、Unitはリカバリーモードに切り替わります。

  • 最優先目標が CPA/ROAS の場合は、その指標の回復を最優先した配分に変わります。
  • 撤退ラインが SPEND(効率優先モード)の場合は、予算を引き上げて消化不足を取り戻す方向に配分が変わります。

撤退ラインを設定していないUnit(認知優先モードで撤退ラインを未設定にした場合)は、この判定自体を行わないため、リカバリーモードには入りません。

撤退ラインの範囲外ならリカバリーモード、範囲内で最優先目標が未達なら通常モード、両方達成なら余力モードに自動で切り替わる
撤退ラインの範囲外ならリカバリーモード、範囲内で最優先目標が未達なら通常モード、両方達成なら余力モードに自動で切り替わる

仕組み

  • リカバリーモードに入っても、個別キャンペーンは停止しません。全キャンペーンが配信を継続したまま、予算配分だけが変わります。
  • 撤退ライン到達時のアクションは リカバリーモードへの切り替え1つに固定 されています。「配信停止」や「運用モードの切り替え」を選ぶ設計はありません。
  • 指標が閾値内に戻れば、自動的に通常モードへ戻ります。担当者による操作は不要です。
  • リカバリーモードの発動状況は、Automation Hub のユニット詳細ページの 対応が必要な項目 に、リカバリーモード稼働中(N日目) のカードとして表示されます。Automation Hub 一覧では、ステータスが 要注意 になります。画面上、撤退ラインは リカバリーライン と表示されます。
リカバリーモード稼働中はUnit詳細にバナーが表示される
リカバリーモード稼働中はUnit詳細にバナーが表示される

リカバリーモード発動時には、担当者へのアクション候補(入札戦略の見直し・除外キーワード追加・撤退ライン閾値の調整など)が参考情報として表示されます。これはあくまで参考情報であり、システムが自動で設定を変更することはありません。

用語

用語 説明
リカバリーモード(Recovery mode) 撤退ラインの閾値から外れたときに切り替わる動作モード
通常モード 撤退ラインは範囲内だが、最優先目標が未達の状態
余力モード 撤退ライン・最優先目標の両方を達成し、超過ペースでない状態
撤退ライン(Exit Line) リカバリーモードへの切り替えを判定する指標と閾値

よくある誤解

  • リカバリーモード=配信停止、と思われがちですが停止しません。 予算配分が変わるだけで、全キャンペーンが配信を続けます。
  • リカバリーモードに入ったときの動作を選べる、と思われがちですが選べません。 リカバリーモードへの切り替えに固定されています。
  • リカバリーモードになるとシステムが自動で入札やキーワードを調整してくれる、と思われがちですがそうではありません。 表示されるのはあくまで参考情報としてのアクション候補で、実際の変更は担当者が行います。

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この記事に関するよくある質問