数値が媒体管理画面と一致しない
DECA Ad の数値と、媒体の管理画面の数値が合わないというお問い合わせです。多くの場合、どちらかが誤っているのではなく、集計の定義や対象範囲が異なっていることが原因です。この記事では違いが生まれる理由を順に確認します。
まず確認すること
- 比較している期間が両者で同じか
- 比較している対象の範囲が同じか(ユニット単位で見ていないか、絞り込みが残っていないか)
- DECA Ad の金額はすべて税抜きであること
原因1: 端数処理・表示桁数の違い
確認方法
差が数円程度、または小数点以下だけの場合はこの原因です。
対処
DECA Ad は次のルールで丸めます。媒体側の丸め方と異なる場合、合計に差が出ることがあります。
| 対象 | 丸め方 |
|---|---|
| 費用・CPA・CPC | 円未満を四捨五入 |
| ROAS | 小数第2位まで |
| 金額の表示 | 小数なし・円単位 |
原因2: 集計している対象が違う
確認方法
行数や合計そのものが大きくずれている場合は、集計の対象範囲を確認します。
対処
| 状況 | 内容 |
|---|---|
| 一覧の行数が媒体側と合わない | 既定では、選択期間に実績が1件以上ある広告アカウント・キャンペーンのみ表示します。実績なしの項目も表示 をONにしてください |
| ユニットの数値がアカウント合計と合わない | ユニットの実績は、メンバーキャンペーンに登録されたキャンペーンだけの合算です |
| 広告グループ一覧のグラフとテーブルが合わない | この画面のグラフは常にキャンペーン全体の合算です。フィルターに連動するのはテーブルのみです |
| レポートのタブの数値が媒体の区分と合わない | レポートの 検索広告 は Google 検索と Yahoo 検索、ディスプレイ広告 は Google ディスプレイ・Yahoo ディスプレイ・Facebook をまとめた集計です |
| 週単位の数値が合わない | Excelレポートの週の区切りは月曜日始まりです。月をまたぐ週は、対象期間内の日数に切り詰めます |
| オーディエンスサイズ・マッチ率が期間で変わらない | 期間の指定の対象外で、常に最新の値を表示します |
原因3: 名称・ステータスを揃えているため
確認方法
金額ではなく、ステータスや階層の名前が違って見える場合です。
対処
DECA Ad は媒体ごとの表記を統一して表示しています。
| 媒体側の表記 | DECA Ad の表示 |
|---|---|
| Google: ENABLED / PAUSED / REMOVED | 配信中 / Paused / Ended |
| Meta: ACTIVE / PAUSED / DELETED | 配信中 / Paused / Ended |
| Yahoo: SERVING / PAUSED / ENDED | 配信中 / Paused / Ended |
| Meta の広告セット | 広告グループ |
「Inactive」というステータスは使用しません。なお、レポート画面の Facebook タブでは「広告セット別」という表記を使います。
原因4: 取得していないデータがある
確認方法
特定の集計軸や指標が DECA Ad に存在しない場合です。
対処
次のデータは収集していないため、画面にもExcelにも表示されません。媒体の管理画面でご確認ください。
- エリア別 / 時間帯別 / 性別年齢別
- 検索クエリ別 / トピック別 / 訴求軸別 / リンク先URL別
- 動画広告に関するレポート
- 最上部表示率・上部表示率(Google 固有の指標)
また、媒体の仕様により取得できない値もあります。
- Meta のマッチ率は媒体が公開していないため「N/A」と表示されます
- LINE の類似オーディエンスのオーディエンスサイズは取得の対象外です
それでも解決しないとき
上記のいずれにも当てはまらない場合は、次の情報を添えてサポートへご連絡ください。
- 対象の画面(パフォーマンスダッシュボード/レポートなど)と対象の階層
- 比較した期間
- DECA Ad の数値と媒体管理画面の数値、対象の広告アカウント名