電話番号でマッチングする
顧客リストに電話番号を追加すると、メールアドレスではマッチしないユーザーにも広告媒体上でリーチできるようになります。この記事では、電話番号の登録から媒体への連携までの流れを説明します。
このページで分かること
- 顧客リストに電話番号を含める方法
- 電話番号がどのように自動変換・保護されるか
- 電話番号でのマッチングに対応している媒体
- メールアドレスと電話番号を両方持つユーザーの扱われ方
前提条件
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対応媒体 | Google Ads / Meta Ads / LINEヤフー広告 |
| 前提となる連携 | 対象媒体の広告アカウントが接続済みであること |
| 顧客リスト | 電話番号を含む顧客リストがあること |
手順
STEP 1顧客リストに電話番号を含める
- 顧客リストの作成・編集画面を開きます。
- そのリストに電話番号が含まれることを指定します。
- 電話番号を含むファイルをアップロードします。ハイフンや括弧が含まれていても構いません。

顧客リストのカードやアップロード領域には、識別子タイプを示すアイコンが表示されます。メールのリストは封筒アイコン、電話番号のリストは電話アイコン、両方を含むリストは両方のアイコンが並んで表示されます。
STEP 2自動変換とハッシュ化を確認する
アップロードされた電話番号は、次の順で自動的に処理されます。
- 数字以外の文字をすべて除去
- 国番号が付いていない場合は日本の国番号(
+81)を付与 - ローカル番号の先頭のゼロを削除
- 国際標準のE.164形式に統一(例:
090-1234-5678→+8190XXXXXXXX) - SHA-256でハッシュ化
媒体へ送信されるのは、この処理を経たハッシュ値のみです。可逆的な形での保存は行いません。
形式が不正な電話番号は処理から除外されます。顧客リストの画面で、正規化済み・ハッシュ化済み・有効件数・無効件数を確認できます。
STEP 3同期ジョブに電話番号のリストを含める
- Sync Job の作成・編集画面を開きます。
- データソースとして、電話番号を含む顧客リストを選択します。
- 電話番号ベースのカスタムオーディエンスに対応した広告プラットフォーム(Google Ads / Meta Ads / LINEヤフー広告)に紐付けます。
STEP 4結果を確認する
Sync Job の詳細・履歴画面で、電話番号に関するメトリクス(正規化件数・ハッシュ化件数・媒体へのアップロード件数・マッチ件数)を確認できます。
設定できる項目
| 項目 | 必須・任意 | 入力できる値 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 識別子タイプ | 必須 | メール / 電話番号 / 両方 | 顧客リスト・Sync Jobの双方で選択します |
完了したか確認する
- 顧客リストの画面で有効件数・無効件数が表示されている
- Sync Job の詳細画面で電話番号のマッチ件数が確認できる
- 対応する広告プラットフォームでオーディエンスが作成されている
うまくいかないときは
| 症状 | 原因 | 対処 |
|---|---|---|
| 電話番号が無効として除外される | 桁数が合わない、数字以外の文字が残っている、国番号が特定できない | アップロードする電話番号の形式を確認する |
| 海外の電話番号が意図せず日本の番号として処理される | 国番号が付いていない番号は、デフォルトで日本(+81)として扱われる |
海外の番号は国番号を付けた状態でアップロードする |
| 選べる媒体にTikTok Ads・Amazon Adsが出てこない | 電話番号ベースのカスタムオーディエンスは Google Ads / Meta Ads / LINEヤフー広告のみ対応 | 対応媒体のみ選択できる仕様 |
| マッチ率が想定より低い | 電話番号のみ、またはメールのみで到達できるユーザーが異なるため | 識別子タイプ別のマッチ率をレポートで確認する |